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 気づけば惰性で日々が流されるのです。

2008年6月~2010年3月まで616日間かけて地球一周した時の画像です。今思うに画像に字幕入れておけば良かった。。。画像は横方向にスライドします。

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移民からみる100年 ブラジルにて

前回 つづく とか書いておきながら日が空くと書く気なくなるな。やはり一気呵成に書き上げる
って大切だ。

結婚は勢いだ。と言うけれどそれもホントなんだろうなぁ。ボソッ。



さて、サンパウロに来ている。この都市には東洋人街(日本人街との呼称もあり)があり、1900年代初期から始まった日本→ブラジル移民によって形成された街がある。


IMG_3725
東洋人街(リべルタージ地区)のメインストリートにある大鳥居 この向こうは地方の商店街の雰囲気


1908年から世界大戦の開戦前までに日本 → ブラジルに20万人を超える方々が移住なさった。

時代背景について記憶の糸をたぐる。当時の文献によると、1900年前後の日本の人口は約9千万人だったのだが、これが将来的に増加の一途をたどり人口が2億人を突破することは間違いない。だからこそ海外に活路を見出せ。というような論調があったりした。

当時の日本の経済力、農地面積、農業生産性などから日本の国土だけでは将来的に2億人もの日本人を食わせていくことができない。ということでそれが海外進出圧力となって海外への移民が推進された。ということであろう。

もっとも、前述の論調が、冷静な事実に基づいた判断のもとに形成されたものか、その頃の列強各国の世界植民地化競争の影響を受け、日本の近隣各国への植民地政策を後押し、正当化するために書かれたプロパガンダ的なものかを考えると後者のような気がしなくもない。

まあ、それはともかく、そんな時代背景があり、日本国内の人あまり解消として地方の産業も少なく、また農地も十分な広さのない農家の次男、三男がどんどん海外に開拓に出かけて行ったわけである。これがほんの100年前の日本である。

そして100年前の南米はアルゼンチンが欧州からの移民を積極的に受け入れていたように、ブラジルもまた移民を受け入れていたわけである。


Affiche_émigration_JP_au_BR-déb._XXe_s.
そんな時代背景に作られたのが先日から
当Blogの冒頭に貼り付けてあったこのポスター。




それからわずか100年。第2次世界大戦を経て日本経済は高度成長を成し遂げ、世界有数の先進国となった。そして気がつけば日本→ブラジル へと移民を送り出す側から ブラジル → 日本への出稼ぎ者を受け入れる側へと立場が逆転していた。
また、日本の人口は2億人にはるか及ばない1億3千万人を境に減少に転じた。


こうして見ると、過去100年間でこれだけ世の中の流れが変わってしまうのかと驚くとともに、変化の速度が日々加速する現代において、この先10年30年でこれ以上の変化があるんではないだろうかと思わずにいられない。


何かワクワクしてきますな。





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文章に組み込みたかったがうまく書けなかったことを備忘録的にただ書き並べておく。


日本人は100年前、国内に耕すべき農地がないので海外へ出て行った。
21世紀の日本人は国内に耕すべき市場がないので海外へ出て行った。
ということになるのかなと。

食い詰めたら人々は国外へ。これは歴史を見るに自然な流れかと。


これからの移民の形態が従来のようにその土地に根差すことを目的とした移民になるのか、それとも国籍や定住地などをさほど重視せぬ遊牧民のような形態となるのか、はたまたサイバー移民といったような従来の概念を覆すような新しい移民形態が現れるのか。ここらへんも気になっている。

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