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 気づけば惰性で日々が流されるのです。

2008年6月~2010年3月まで616日間かけて地球一周した時の画像です。今思うに画像に字幕入れておけば良かった。。。画像は横方向にスライドします。

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南アフリカのお金から背景を眺める


South Africa ,13 Nov 2009
Originally uploaded by kimoooto
南アフリカのケープタウン滞在中である。
風邪はすっかり快復した。心配して下さった方。ありがとうございます。黄熱病でもエイズでもございませんでした。


さて、画像は南アフリカ滞在中だし、大自然の画像。と思ったがこの画像にする。南アフリカの通貨ランド紙幣である。(1ランド≒12円強)

ご覧の通りサイ、ゾウ、ライオン、バッファローがお札の顔として印刷されている。

動物たくさんだぜー。さすがはアフリカだぜー。とこれはこれで結構楽しいのだが、その背景を考えてみた。

いままで旅してきた国ではインドではガンジー、中国では毛沢東、トルコではアタチュルク(初代大統領であり元国王)、イランではホメイニ師などなど大体その国の精神的支柱となっている方がお札の顔となっている例が多かった。また、はっきりとしたデータは用意してないが不安を抱える国ほどお札に求心力を持たせるような傾向を感じている。

すると南アも社会不安が強い国だしお札には国の精神的支柱が印刷されていてもおかしくない。そうか!南アでは動物たちが精神的支柱なのか。と思おうとしたがどうもしっくりこない。

では南アならマンデラ元大統領ならどうだ?とも思ったが、まだご存命の人をお札に印刷する例は国王 or 独裁者以外の例を私は知らない。政治色が強く、歴史的評価が定まっていない方、しかもご存命だと紙幣の顔には使いにくそうだしな。

というわけで、やはり部族間の問題が根強く残っている背景、且つ、かつてのアパルトヘイトの歴史などを考えるとお札には人物を描くよりも動物にしておくのが無難ということなのかな。という推測もしてみたりする。

(参考までに調べてみるとアパルトヘイト政策が行われていた当時のお札は、ケープ植民地を作った人で初代ケープタウンVOC行政官でもあるヤン・ファン・リーベックという方がデザインに使われていた模様。)

そんなわけで将来、南アの政治も経済も安定した頃に(もしくは逆に経済が悪化してハイパーインフレが来たりしたら)お札のデザインはまた変更される時が来るだろう。その時のデザインがマンデラ氏になると国内を意識したデザインと言えるし、アフリカ全体をイメージしたものになるとアフリカ統一通貨としての意思が見えるのかなと思ったりしている。(ランドは実際、周辺国でも既に使われているらしい)

行く国々のお金を眺めてそこからいろいろ想像を巡らしたり背景を探ってみるのも面白いものである。


おしまい。


以下、おまけ。

ちなみに人類の壮大なる実験、欧州統一通貨のユーロもその性格上ある特定の国家、人物を紙幣の顔に乗せにくい。ここにナポレオンだとか印刷できないだろうしな。従って、ユーロのデザインは無難な歴史様式の建築だしな(でも実存する特定の建物のデザインではない)。もし人物デザインが可能性があるとしたらモーツァルトとかピカソとかそんな所だろうか。

ちなみに今中国元のお札はどの紙幣も毛沢東がデザインされているが、10年前の紙幣は各紙幣に少数民族の姿が印刷されていた。最大民族の漢族は元紙幣で一番価値の低い一元紙幣に使われており、私的にこれは他の少数民族に気を使ったのか、それとも一番数が多いことの証なのかどちらなのか考えさせられた。

タイでは硬貨を道に落として転がって行っても踏んで止めてはいけない。同様に紙幣が風で飛ばされても踏んではいけない。理由は通貨に国王の肖像が入っているから。王様の顔を踏みつけてはいけないってことね。不敬罪になるそうな。

日本で歴代の紙幣において天皇陛下の肖像が使われたことがないのは紙幣は汚れたり破れたりするものだから失礼だ。ということらしい。

あと疑問、世界では20ドル札、20ユーロ、20元などなど、多くの国で中間的価値の2や20を占める紙幣が発行されており、普通に使われている。実際使いやすい。そんなわけで個人的に2,000円札は普及してもおかしくないと思ったが全然だね。ナゼだろうか。


Comment

2009.11.14 Sat 23:34  きゃ~っ

お札がステキ♪
記念紙幣みたいだわぁ~っっ。

そういえば紙幣って、人物が多いわよね。

2009.11.15 Sun 12:01  Re:

コメントありがとうございます。本文追加しました。そんな次第です。
記念にとっておきたかったお札ですがほとんど使うこととなりそうです。







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