中国2日目・車窓の風景から農業を考えた
結局、威海をほとんど街を回らずに後にする。

韓国に対してはやや不感症気味を自覚していたが、
中国に対しては何か食傷気味なのかも。
あまり歩きまわる気がしない。

ただ、移動中は楽しい。
本日はバスで威海→青島の移動をしたのだが、
3時間の車窓の風景が楽しくて仕方がなかった。

やっぱ遠足の子供とおんなじだ。窓側は楽しい。


* * * * *


山東省は中国の胃袋的な大農業省なのだが、
土地を見ていて、荒地、湿地が多いことに気付かされる。
(今回は私のミスで写真撮りそびれて画像なし)

素人目にはまだまだ農地転換可能な土地が多いと見えるのだが
灌漑技術、土壌改良技術などが足りないのか
何らかの政策上土地をそのままにしているのか、
制約条件が分からないままの見解だが、
中国の農業生産量はまだまだ伸びしろがあるように思えてならない。

以前、中国の農畜産について相当に調査したのだが
中国の農畜産業の生産性は相当に低い。
ちょっと見、不思議なくらいに無駄が多いのである。

投下資本に対するリターン、土地あたりの収穫(収益)高、
インプット→アウトプットを表す歩留り率、調べれば調べるほど
どれもがナゼ?と思えるくらいに低かったのを覚えている。

もっとも、調べていくうちに、原因が見えてきて
農畜産に関する技術、知識などの不足など複合的に重なり、
1未満の掛け算的に生産性が激減する事実を目の当たりにした。

私的にはこの経験から、農畜産業における
経営感覚、マネジメントの重要さに気付かされた。
(実はそれまで農畜産業なんざ誰がやっても同じだろ。と思っていた。)

また、経営は足し算ではなく掛け算である。という本質を
身をもって学ばせてもらった貴重な体験であった。

中国の農畜産業に関してはマネジメントに大きな時代の隔絶が存在する。
ここには大きな仕事の機会が転がっているなー。

日本側の資本と、技術と、それを導入し切るだけのマネジメント力。
中国側の労働力、土地、政府支援や政策が合致したらいいものができそう。

たくさんの農業関係の企業が日本から中国に進出しているのだが
まだまだやれることありそうですな。

食料問題、水問題、環境問題などなどなど。
って、誰もが思うけど「やり切れていない」ってのが現状だろうけどね。


* * * * *


というわけで、青島(チンタオ)到着。
約1年ぶりだわ。さ、ビール飲も。


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