食い逃げされてもバイトは雇うな 山田真哉著
100万部を超えるベストセラーとなった前著
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 」
に続いての第2作。

今回は副題として「禁じられた数字」を用いての上下巻での刊行。
それにしても、タイトルといい、刊行形態といい、店頭の露出方法といい、
マーケティングが上手ですな。この著者 and (or) 出版社は。

というわけで、まんまと乗せられて買ってみた。

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉
(2007/04/17)
山田 真哉

商品詳細を見る


内容は会計を通じての数字のもつ不思議な説得力や注意点。
数字のマジックの使い方、見抜き方などを紹介した本。

大事の前の小事の経費節減についてなど、読んでおいて損の無い本だと思うぞ。
読みやすく、1時間ほどで読めてしまうが中身は1時間&735円(書籍代)の
投資額を十分に上回るリターンを得られると思う。

■一読をお薦めする方
・会計に対して食わず嫌いの方
・営業など、数字で説得することが業務上多い方

■読むことをお薦めしない方
・既に数字の使い方がうまい方。
・数字のトリックにだまされても平気な方。
隣人は愛せず? 大宮にて思ったこと
本日、とあるフォーラムを聴講するために大宮まで行ってきた。
で、そのフォーラム後、大宮出身、現さいたま市在住の旧友を訪ねた。

2001年春に大宮市が浦和市、与野市と合併して
さいたま市になって6年が経つ。

ちょっと気になったのでストレートに聞いてみた。
「大宮人て、浦和人と仲良くできているの?」 と

すると、あちらもストレートに「仲良く出来ない。」との返事であった。
理由はうまく表現できないらしいが、何かと気に入らない点があるようだ。

地方都市の市町村合併でもこれだからね。
まあ、近隣との合併後の悪感情については
古くは廃藩置県のときからもある話だし。

同じように、企業の合併とかでも、双方が仲良く手を取り合って。
という例はほとんど聴いたことが無く、むしろ、どちらか一方が
もう一方を駆逐するまで社内での暗闘が続くと聞いている。
合併してもしなくてもやってることはケンカですな。

ケンカなら表に出てやれっていうのは昔っからのルールなのに
これらの合併はケンカを外から社内に持ち込んじまう形と言えるわけだ。
こりゃ外で派手にケンカするよりも内でケンカすりゃ、
必要以上にロスや物損が大きかろうて。

それにしても、これらの合併した組織が互いに融合がされるまでかかる時間は
どの旧組織の教育、薫陶を受けていない新しい市民、新しい社員が
増えて、イニシアチブを取れる日が来ることが大前提だろうな。
旧組織の遺伝子が強く支配しているスタッフがいる間は難しかろう。

すると、ここまで書いてふと思った。
数年前から大企業同士の合併に多く見られた感のある
業務分野のシナジー効果が目的ではなく、
業務の効率化を主旨とした合併。

これは、現在、恐らく、内部抗争的なリストラの結果、多くの社員を追い出して
それでもまだ余剰人員を抱えつつ、さらに新規採用を見送って・・・
ということで生き延びてきた企業が多いのではないだろうか。

これでは社内に新しい遺伝子、思想、社風は芽生えませんな。
古い社風に、古い仕事の進め方。フットワークの重い組織・・・。
何とも澱んだ雰囲気が臭ってきそうである。

と、ここまで書いて、なるほど。と思った。
合併をした会社でこの数年、新卒採用を抑制してきた会社は
相当に取り返しの困難ないびつな組織体系になっているんだろうな。
するってーと、そんな会社の株、カラ売の対象になるな。

株談義はさておき、
話が千鳥足でちぐはぐになってしまった感があるが、
ちなみに、もっと大きな単位で見ると、日本人と中国人も隣人同士。
決して仲が良いとは言いがたいもの感じるしな。
日本人と韓国人、 中国人と韓国人も 仲、あまり良くないよな。
EU連合はどうなんだろう・・・。って予想つくけどね。


嗚呼、古今東西、人間とは、隣人を愛せない生物なのでしょうか。

だから、聖書では、汝 隣人をあいせよ。 と書かれているのか?

人の素質はこの2000年来変わって無いらしい。
あなたが年収1000万円稼げない理由。
あなたが年収1000万円稼げない理由。
ちょっと入った本屋さんでタイトル買いした本。


あなたが年収1000万円稼げない理由。―給料氷河期を勝ち残るキャリア・デザイン (幻冬舎新書 た 3-1)あなたが年収1000万円稼げない理由。―給料氷河期を勝ち残るキャリア・デザイン (幻冬舎新書 た 3-1)
(2007/01)
田中 和彦

商品詳細を見る


新書って読みやすいのでCDのジャケ買いと同じように
タイトルだけで本をぽんぽんと買ってしまうわね。
出版社のマーケティングにまんまとやられているワイ。

この本を買うって時点で
「私は今、年収1000万円ありません。でも年収1000万円以上欲しいです。」
と白状しているわけだ(笑)。


高校時代にエッチな本を買いにレジに行った時と近いような
それでいてぜんぜん違うような微妙な感覚を覚えたもんだ。

読みやすい本で1時間ほどですらすらと読めてしまう。
年収1000万円とタイトルに入れたのはマーケティング的要素が強いな。

内容的には自分のキャリア考えとけよ。自分でキャリア築けよ。って本。
キャリアプランをしっかりと考えていかなくては、
会社の中でしか使えない自分になってしまうってことを述べた本。

私自身、キャリアプランの見直しを考えさせられた。
漠然としたキャリアプランだもんなー。もっと具体的に考えなきゃ。

というわけで、今年35冊目の本は
あなたが年収1000万円稼げない理由 であった。

所要時間:1時間半くらい
読後感:★★★★

本書をお薦めする人
・勤め人として今以上の年収が欲しい人。

本書をお薦めしない人
・既に目標を持って毎日に取り組んでいる人。
・会社の看板ではない個人の実力で年収1,000万円以上を超えている人。

「歴史からの発想 堺屋太一著」

歴史からの発想―停滞と拘束からいかに脱するか (日経ビジネス人文庫)歴史からの発想―停滞と拘束からいかに脱するか (日経ビジネス人文庫)
(2004/03/02)
堺屋 太一

商品詳細を見る


再読の書。約3年ぶりに読んだのだが、
堺屋太一氏の著書。相変わらず新たな発見だらけであった。

「歴史からの発想」の本のタイトル、そして初っ端の
「賢者は歴史に学び、愚者は体験に従う。」(ビスマルクの言葉らしい)
この一文を読んで、一気に この本の世界観に引きずり込まれた。

3年前は何も感じなかったのだが、今回は、この一文を目にしただけで
真理だ。と強く感心した。思わずマーカーで線引きしてしまった。

未知の領域であるA地点からB地点まで行くというミッションがある場合、
自己体験だけに基づいた行動基準や価値観などから突き進む人と
過去の方々が残してくれた地図や天候記録を片手に進める場合と。
どっちが速く、確実か、明らかだよな。

そして、書物って、森羅万象、世の中全般、思想哲学というあらゆる
領域に関する地図のようなものだろう。

見えない領域の書物を読まないことは地図なしで旅する人みたいなもんだ。
それが部隊長とか人の上に立つ長だったら、部下がカワイソ過ぎる。

とはいえ、職業選択の自由が保障されている日本の現代社会では
部下が上司を選ぶ、会社を選ぶ権利もあるわけだし、
結局これも自己責任なのだがね。自身が書物という社会の地図を見ずに
上司や会社という存在をナビとして依存しているわけだから。

さてと、同書の内容であるが、歴史を通じて学ぶというやり方に沿って
著者が自身の小説においても主人公として登場させてきている
織田信長、豊臣秀長、石田三成、ジンギスカンを主な考察の対象として
そこからさらに著者の研究テーマである組織論を絡めた内容が書かれている。
著者の作品の中では易しい書かれ方であり、簡単に読めてしまう内容。

著者に、もしくは上記4歴史偉人に、または組織論に興味があれば
買って読む価値は十分にあるだろう。


余談:
中2のとき、堺屋太一氏の著作、豊臣秀長を読んで感動した記憶がある。
今、豊臣秀長を読み返すとどんな感想を持つんだろうか。相当に興味有り。
あと、9年前同じく、氏の「組織の盛衰」を読んで目からウロコが落ちた思いをした。

そのとき見開かれた目はいまも見開かれているだろうか。
再読しよう。

豊臣秀長は秀吉の優秀な右腕であった。
中小企業診断士の資格を取ったのは誰か有能な方の補佐でありたい。
と思ったことが大きな理由のひとつだから。

経常経費の出所って税金からですよね。
下記、時事通信のニュースより抜粋。

===============================
2007/04/19-19:18 自民、領収書添付に反対=政治資金透明化、結論持ち越し
 自民、公明両党は19日午後、資金管理団体の事務所費など不透明さが指摘される政治資金の透明化策について、衆院議員会館内で実務者協議を行い、政治資金規正法改正案を今国会に提出することを確認した。ただ、焦点の事務所費の領収書添付をめぐっては、人件費を除く経常経費全般に義務付けを求める公明党に対し、自民党が反対して調整が付かなかった。大型連休後に改めて協議する。
===============================

簡単に言うと、野党が5万円以上の経費は領収書をつけろと要求。
それに対して、自民党のセンセ方の多くが反対。その理由は

・政治の秘密性が保てない。
・事務経費の負担増。

というのが主な反対の理由らしい。




以下、私見。

納税者側の心理的見解を考えて見るといいのに。
不透明なところに税金を納めていると思ったら面白く無いぞ。
使ってる側がわけわからんことやってたら税収減っちゃうよ。

年間、議員の事務所の経常経費に年間平均4000万円だっけ?
がかかっているそうな。

各事務所に経理のパートの方でも1名を非常勤でつけても
時給1,000円 x 1日8時間 x 週2日 で100万円もいかないぞ。
どう多く見積もっても年間200万円も経費がかからない。
所詮数パーセントじゃん。

これで、我らが血税から捻出される議員センセ方のお使いになる
経常経費が適正に且つ、透明性高く使われるようになるのなら
1議員100万円くらいの事務コスト増は安いものなのではとさえ思える。

ついでに、経理のパートの方が暇な時にでも
安くてうまいミネラル水を探してもらえば?
1本5,000円も出さなくてもいい水が多分買える様になるよ。
パートの方の人件費以上にコストダウンできるよ(笑)。

というわけで、経費の公開をするのは事務経費の負担増。
というのは詭弁か寝言に過ぎないだろ。
経営上、事務経費負担が増えるから領収書はつけたくない。
そんなやり方の企業がいると思うか?繁栄すると思うか?
国会、政治というものも経済の仕組みの中で機能してるわけよ。

こんな経営オンチ、さもなくばこんな利己主義の言い訳でしか塗り固められない
センセ方が国政の与党が担っているかと思うと頭痛がするな。
国民の視点を見る余裕はなく、自己の利権は手放したくないだけってか?
ホント、税金払ってるのがバカバカしくなりますな。



とりあえず、国会にいましますセンセ方は利権を守る言い訳を考えられても
経済の基本すら知らない方々の集まりなのかもしれない。
そう思ったこのニュースであった。
Copyright © 点で見るな、線でつなげ。. all rights reserved.
Design by Pixel映画山脈
ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ