4月20日日曜日 本日の朝日新聞1面見出し
「食の自給 外国人頼み」
要するに日本の食料自給率が下がっているが
国内の食の現場は外国人労働者頼みの状況ですよ。
という報道。
以下私見。
農村部は人手不足がますます深刻化してるからな。
だからと言って、安易に労働力の不足を考えるのはやや短絡的。
他国に比べて日本の農業従事者の労働生産性の低さも考えるように。
その他、農産物一定量に占める補助金についても計算してみな。
単純に食料自給率を上げればいいって話じゃないってこと
見えてくるから。事態は簡単じゃない。
私見以上。
さて次の報道。
朝日新聞の一方、4月20日フジテレビ22時 プレミアA
「話が違う・・・怒りと涙 時給300円の残酷勤務」
(上記は朝日新聞のテレビ欄の番組紹介文より引用)
内容は中国人研修生が本国で聞いた条件と
日本に来てからの労働条件が違うってことを嘆く中国人。
残業代は出ないし、強制送還されそうになるし。大変だわ。な内容。
以下私見。
研修生という灰色の制度が問題をややこしくしている。
ここらへんの法整備や受け入れ態勢をもっと整えないと問題は増えるばかり。
で、この研修生の受け入れに対してだが私の意見はどっちもどっち。
両方とも相手の事情というか背景を理解しなさすぎ。
一言で言うと自分のものさしでしか見ていない。から起きる問題。
今から述べるのは今回のメディアの報道についてではなく、
自分の経験からくる我が実感ね。
(研修生という名目の)出稼ぎにきた中国人にしてみたら
「中国で聞いた話と日本での実際の条件が違うやん。
日本人ウソつきか?中国人なめとんのか?」
というのが多くの研修生(出稼ぎ者)の意見だろう。
一見もっともな意見に見えるが、しかし、
彼ら中国人研修生には自分の業務遂行能力、処理能力が
雇用主の求める水準に達しているかを客観的にみるという意識がない。
働きに応じて給与の支払いがされる。という
資本主義の基本的な部分の理解が欠如していることが多い。
で、(研修生受け入れという名目の)日本の雇用主にしてみたら
「中国人全然働かねー。サボってばかりじゃねーか。
日中はたらたら仕事して残業代狙いの仕事っぷりがみえみえ」
日本人1人で彼らの3人分は働くだろ。といった類の意見ではないか。
日本人よりも時給が安く働く労働者に同レベルの労働力を期待するなって。
高いものにはそれなりの理由があり、安いものにもまたそれなりの理由がある。
安くて良いものを見つける、活用するにはノウハウや知性がいる。
それなくして安くて良いものは使いこなせない。これ実は常識。
というわけで、雇用主、被雇用者、
お互いの不幸の原点をもう少しわかりやすく書く。
被雇用者中国人
主張点:日本人ウソつき。いった約束守らない。
不足点:自己能力に対する客観的判断力の不足。
日本側の要求水準への理解不足。日本の労働観念への理解不足。
雇用者日本人
主張点:中国人働かない。だらだら仕事しているふりばかり。給料ドロボー。
不足点:中国人が日本人と同じ扱いで同じパフォーマンスすると勘違い。
中国人の労働観念、労働道徳への理解不足。
ま、上記のお互いの背景の無理解が根底にあるってこった。
以前関わった会社で、中国人研修生がトラブルを起こし、
いきなりヘルプに呼ばれて事態の収拾に走り回ったことあるが
研修生の多くはマジメな方々だと思うぞ。
もちろん、日本の工場主、農場主も真面目な方が多いだろう。
不幸の根底はお互いの文化や背景への理解不足。
無知は不幸を増長するの好例がここにあるってことか。
ここら辺の外国人の労働力受け入れの問題。
残念ながらこの先もっと大きくなるな。
今回の朝日新聞の報道も、フジテレビの報道も
両方とも真実の一面を伝えている。
問題が存在することを伝えるという役割は果たした。
しかし、問題の根底までたどり着いていない感があるな。
この先の報道に期待したい。
それにしても外国人に日本を学ぶことを求める前に
日本人は受け入れる外国人の背景をもっと学ぶ必要があるな。
そうしてようやく日本が理解されるだろう。
と思う。
長くなりました。以上。
「食の自給 外国人頼み」
要するに日本の食料自給率が下がっているが
国内の食の現場は外国人労働者頼みの状況ですよ。
という報道。
以下私見。
農村部は人手不足がますます深刻化してるからな。
だからと言って、安易に労働力の不足を考えるのはやや短絡的。
他国に比べて日本の農業従事者の労働生産性の低さも考えるように。
その他、農産物一定量に占める補助金についても計算してみな。
単純に食料自給率を上げればいいって話じゃないってこと
見えてくるから。事態は簡単じゃない。
私見以上。
さて次の報道。
朝日新聞の一方、4月20日フジテレビ22時 プレミアA
「話が違う・・・怒りと涙 時給300円の残酷勤務」
(上記は朝日新聞のテレビ欄の番組紹介文より引用)
内容は中国人研修生が本国で聞いた条件と
日本に来てからの労働条件が違うってことを嘆く中国人。
残業代は出ないし、強制送還されそうになるし。大変だわ。な内容。
以下私見。
研修生という灰色の制度が問題をややこしくしている。
ここらへんの法整備や受け入れ態勢をもっと整えないと問題は増えるばかり。
で、この研修生の受け入れに対してだが私の意見はどっちもどっち。
両方とも相手の事情というか背景を理解しなさすぎ。
一言で言うと自分のものさしでしか見ていない。から起きる問題。
今から述べるのは今回のメディアの報道についてではなく、
自分の経験からくる我が実感ね。
(研修生という名目の)出稼ぎにきた中国人にしてみたら
「中国で聞いた話と日本での実際の条件が違うやん。
日本人ウソつきか?中国人なめとんのか?」
というのが多くの研修生(出稼ぎ者)の意見だろう。
一見もっともな意見に見えるが、しかし、
彼ら中国人研修生には自分の業務遂行能力、処理能力が
雇用主の求める水準に達しているかを客観的にみるという意識がない。
働きに応じて給与の支払いがされる。という
資本主義の基本的な部分の理解が欠如していることが多い。
で、(研修生受け入れという名目の)日本の雇用主にしてみたら
「中国人全然働かねー。サボってばかりじゃねーか。
日中はたらたら仕事して残業代狙いの仕事っぷりがみえみえ」
日本人1人で彼らの3人分は働くだろ。といった類の意見ではないか。
日本人よりも時給が安く働く労働者に同レベルの労働力を期待するなって。
高いものにはそれなりの理由があり、安いものにもまたそれなりの理由がある。
安くて良いものを見つける、活用するにはノウハウや知性がいる。
それなくして安くて良いものは使いこなせない。これ実は常識。
というわけで、雇用主、被雇用者、
お互いの不幸の原点をもう少しわかりやすく書く。
被雇用者中国人
主張点:日本人ウソつき。いった約束守らない。
不足点:自己能力に対する客観的判断力の不足。
日本側の要求水準への理解不足。日本の労働観念への理解不足。
雇用者日本人
主張点:中国人働かない。だらだら仕事しているふりばかり。給料ドロボー。
不足点:中国人が日本人と同じ扱いで同じパフォーマンスすると勘違い。
中国人の労働観念、労働道徳への理解不足。
ま、上記のお互いの背景の無理解が根底にあるってこった。
以前関わった会社で、中国人研修生がトラブルを起こし、
いきなりヘルプに呼ばれて事態の収拾に走り回ったことあるが
研修生の多くはマジメな方々だと思うぞ。
もちろん、日本の工場主、農場主も真面目な方が多いだろう。
不幸の根底はお互いの文化や背景への理解不足。
無知は不幸を増長するの好例がここにあるってことか。
ここら辺の外国人の労働力受け入れの問題。
残念ながらこの先もっと大きくなるな。
今回の朝日新聞の報道も、フジテレビの報道も
両方とも真実の一面を伝えている。
問題が存在することを伝えるという役割は果たした。
しかし、問題の根底までたどり着いていない感があるな。
この先の報道に期待したい。
それにしても外国人に日本を学ぶことを求める前に
日本人は受け入れる外国人の背景をもっと学ぶ必要があるな。
そうしてようやく日本が理解されるだろう。
と思う。
長くなりました。以上。
中国の農薬入りギョウザの件から、
中国産食料品の売り上げが落ちているようである。
日本で時間ある時、嫌いなTVをつけてニュースをチェックしてみると
多くの方々の意見は
「地産地消(地元で作って地元で消費するという意味)が大切。」とか
「自分たちで食べる分を海外に頼るなんて恥ずかしい。」といったような意見。
マスコミが望む意見だけをとりあげてんだろーなー。と斜めに見る。
あと、人が物事を判断する時の「単位」が見えて興味深い。
この食の自給率について私の考えはこれ。
20070810のBlog(単位を小さくして考えると…食料の自給率について)
(おヒマなら読んでみてね)
あと、日本の食料自給率についてもう少し吠えてみようか。
私たちが食べている和牛、国産豚、比内地鶏だろうがなんだろうが、
その畜産物が市場に出されるまで食べてきた飼料は
ほぼ100%が輸入品じゃなかったかな(たしかそのはず)。
こういう作られ方でも国産だから自給自足だ。と言うのかな。
もしも、畜産飼料も国内生産でまかなうつもりなら供給量が激減だな。
少なくとも庶民の私は肉と卵は食べられなくなるね。
それから農作業に関しては、農機具を動かすのは軽油が主である。
日本の石油自給率は1%ないよね。ほとんど輸入されたものだよな。
農業などに使う動力となる資源は国内でなくてもいいのかな。
もうすこし発展させてもの言うと、
農産物を運んでくるトラックの燃料も輸入品だよな。
国産でやるために人力と家畜の力でやる?
(あ、バイオ燃料も可能かもしれないか)
もし軽油やガソリンは輸入でもいいにしても、
軽油を入手するための外貨がいるよな。
だとしたらその外貨はどっから稼ぐんだろう?
農作物作って売る気か?
日本が農作物作って外国に売るのと
自動車や家電、アニメ、ゲームを作って外国に売るの
どっちが生産性高いんだろうな。
どっちにマンパワーを投入すべきだろうな。
あと、産業を強めてある程度円高を維持しないと今度は
弱い通貨じゃマグロやサーモンを買えなくなってしまうぞ。
それと円安じゃ家畜飼料も高くなり畜産物も値上がるぞ。
もちろん原油も買いにくくなるしな。
ほぼ間違いなくインフレ起きるけどいいのか?
あ、いいか。だって自給自足になるんだもんねw
農村の人手不足はどうするつもりだろう?外国人労働者を頼る?
外国人が作っても国内で作ればそれは国産としてOKか?
ちなみにすでに日本国内の大規模農場には外国人頼りのところ多いぞ。
それとも中国の文化大革命のように
都市人口を農村に強制的に移すか?
というわけで私は思うのだが
今の生活水準を維持して国産だけでやることは現実的なのか?
貨幣経済の否定、国際分業の否定をするってことじゃないのか?
少し考えてみたらわかることなんじゃないかな。
日本の食糧及び生産活動にかかわる物資の自給自足は
現実的ではないってこと。
人にはそれぞれ役割があるように
国にもそれぞれの役割があるんじゃねーか?
小さい単位を例にとって考えてみてほしい。
貨幣経済の現代日本の中で自給自足でやってる家庭は何世帯あるんだ?
それを国家という単位で物事を見た途端に
何やらヒステリックな意見がもっともらしく聞こえだす。
食料自給率の低下 ≒ 危機という
もっともらしい意見のように支持するマスコミ様は
いったい何をお考えなのだろう。
自給率を高めるというのもひとつの意見として取り上げていいと思うが
実際の世界の状況から考えて日本は何をすればいいか。を論じてほしい。
そういう視点からではなく、不安を煽るのがマスコミの仕事と勘違いしてないか?
(不安を煽るのと快楽を期待させるのはセールスの特効薬だからね)
戻ってきたばかりの上海でギョウザを食べながら
ぼんやりこんなことを考えた。
おしまい。
中国産食料品の売り上げが落ちているようである。
日本で時間ある時、嫌いなTVをつけてニュースをチェックしてみると
多くの方々の意見は
「地産地消(地元で作って地元で消費するという意味)が大切。」とか
「自分たちで食べる分を海外に頼るなんて恥ずかしい。」といったような意見。
マスコミが望む意見だけをとりあげてんだろーなー。と斜めに見る。
あと、人が物事を判断する時の「単位」が見えて興味深い。
この食の自給率について私の考えはこれ。
20070810のBlog(単位を小さくして考えると…食料の自給率について)
(おヒマなら読んでみてね)
あと、日本の食料自給率についてもう少し吠えてみようか。
私たちが食べている和牛、国産豚、比内地鶏だろうがなんだろうが、
その畜産物が市場に出されるまで食べてきた飼料は
ほぼ100%が輸入品じゃなかったかな(たしかそのはず)。
こういう作られ方でも国産だから自給自足だ。と言うのかな。
もしも、畜産飼料も国内生産でまかなうつもりなら供給量が激減だな。
少なくとも庶民の私は肉と卵は食べられなくなるね。
それから農作業に関しては、農機具を動かすのは軽油が主である。
日本の石油自給率は1%ないよね。ほとんど輸入されたものだよな。
農業などに使う動力となる資源は国内でなくてもいいのかな。
もうすこし発展させてもの言うと、
農産物を運んでくるトラックの燃料も輸入品だよな。
国産でやるために人力と家畜の力でやる?
(あ、バイオ燃料も可能かもしれないか)
もし軽油やガソリンは輸入でもいいにしても、
軽油を入手するための外貨がいるよな。
だとしたらその外貨はどっから稼ぐんだろう?
農作物作って売る気か?
日本が農作物作って外国に売るのと
自動車や家電、アニメ、ゲームを作って外国に売るの
どっちが生産性高いんだろうな。
どっちにマンパワーを投入すべきだろうな。
あと、産業を強めてある程度円高を維持しないと今度は
弱い通貨じゃマグロやサーモンを買えなくなってしまうぞ。
それと円安じゃ家畜飼料も高くなり畜産物も値上がるぞ。
もちろん原油も買いにくくなるしな。
ほぼ間違いなくインフレ起きるけどいいのか?
あ、いいか。だって自給自足になるんだもんねw
農村の人手不足はどうするつもりだろう?外国人労働者を頼る?
外国人が作っても国内で作ればそれは国産としてOKか?
ちなみにすでに日本国内の大規模農場には外国人頼りのところ多いぞ。
それとも中国の文化大革命のように
都市人口を農村に強制的に移すか?
というわけで私は思うのだが
今の生活水準を維持して国産だけでやることは現実的なのか?
貨幣経済の否定、国際分業の否定をするってことじゃないのか?
少し考えてみたらわかることなんじゃないかな。
日本の食糧及び生産活動にかかわる物資の自給自足は
現実的ではないってこと。
人にはそれぞれ役割があるように
国にもそれぞれの役割があるんじゃねーか?
小さい単位を例にとって考えてみてほしい。
貨幣経済の現代日本の中で自給自足でやってる家庭は何世帯あるんだ?
それを国家という単位で物事を見た途端に
何やらヒステリックな意見がもっともらしく聞こえだす。
食料自給率の低下 ≒ 危機という
もっともらしい意見のように支持するマスコミ様は
いったい何をお考えなのだろう。
自給率を高めるというのもひとつの意見として取り上げていいと思うが
実際の世界の状況から考えて日本は何をすればいいか。を論じてほしい。
そういう視点からではなく、不安を煽るのがマスコミの仕事と勘違いしてないか?
(不安を煽るのと快楽を期待させるのはセールスの特効薬だからね)
戻ってきたばかりの上海でギョウザを食べながら
ぼんやりこんなことを考えた。
おしまい。
下記(2007年8月10日20時27分 読売新聞)からの記事引用。
===============================
食料自給率39%、戦後2番目の低さ…13年ぶり4割切る
農林水産省が10日発表した食料需給表によると、2006年度の食料自給率(カロリー換算)は前年度に比べて1ポイント減の39%となり、1993年度以来、13年ぶりに40%を割った。
記録的なコメの不作で戦後最低まで落ち込んだ93年度の37%に次ぐ低水準だ。天候不順で、国内の食料生産が減ったことなどが主な要因という。
===============================
さて、上の記事を受けて、次に述べるような論調(青字部分)へ考え至った方も多いのでは。
日本は食料自給率が低い国です。先進国の中でも群を抜いています。
このままでは、万一のことがあって食料輸入が途絶えてしまうと
国民が餓えてしまいます。このままでは国としてあまり理想的ではありません。
私も小学校の時は上記のような論調で教育を受けてきた記憶がある。
でも、批判的精神を養いつつある私がいま思うに、これってホントなのか?
国の農業保護の思惑が教育の場において具現化したってことじゃないのか?
当時の政権政党の自民党が守りたいのは農業の田んぼではなく票田だったってことで。
こうして小さいときから洗脳しておけば、農業保護政策への抵抗は小さくなるからね。
そもそも、食料自給率が低いことは理想的なことではないと誰が決めたわけ?
「国家」という単位で物事を論ずるから論調が特別な意味合いを帯びてしまうんじゃないの?
「都道府県」という単位ででそんなこと言ってるところがあるのか?
東京都が食料自給率低いからビルマンション建設やめて畑にしようとかいうか?
鳥取県は米の自給率が低いから良くない。もっと米の作付けを増やそう。というか?
そんな施策を打ち出す知事や県庁を都道府県民は支持するのか?
もっと小さい単位、「家庭」で見たらどうだろう。
我が家は共働きで家庭菜園として4%しか食料を自給してない。これは危険だ。
母さんは即刻にでも仕事を辞めて農業に従事すべきだ。 という家庭。
自己の家庭の食料自給率が低いからといって、その家庭の小さい子供たちに対して
「お前らは将来農業に従事するべきだ」という洗脳教育をする家庭。
こんな家庭あんのか?そんな判断を下す家庭の未来は明るいのか?
普通に考えたら、家庭の食料自給率が低く、外部依存度が高ければ
その家庭は、食料購買力を維持できるように何らかの収入を得られるようにして
日々の生活を営んでいくことをメインに考えるであろうし、
子供も様々な職業などの選択肢の中から将来を考えていくのが自然だろ。
(もちろんその選択肢の中には農業も含んでいる。)
これが国家単位でみると何ゆえに食料自給率が低いことでこんなニュースになるのか。
で、場合によっては子供たちを洗脳するかのような教育教材として使われるのか。
疑問である。
我が家の食料自給率が低ければ外に稼ぎに出ろ。
農家に安く、安定して供給してくれるよう友好関係を良好に保て。
庭は狭いかもしれないけど、バイオ技術や生産機械の実験はできる。というならば、
それらの技術を高めて、広いけど技術の遅れているよそ様の生産を助けてやれ。
そうすれば、彼らも我らもwin-winだろ。
というわけで、我が家の食料自給率が低いなら、
父ちゃんは商社として外で金稼ぎ、母ちゃんは町内会で外交を頑張り
娘は庭でバイオの実験と、息子は土いぢりの技術開発に精を出す。
で、隣近所の生産効率の向上に貢献することによって、その家は安泰安泰。
単位を変えて考えると見えてくる。そんなもんとちがうのか?
食料問題についてはまだまだ言いたいことあるけどとりあえず以上。
===============================
食料自給率39%、戦後2番目の低さ…13年ぶり4割切る
農林水産省が10日発表した食料需給表によると、2006年度の食料自給率(カロリー換算)は前年度に比べて1ポイント減の39%となり、1993年度以来、13年ぶりに40%を割った。
記録的なコメの不作で戦後最低まで落ち込んだ93年度の37%に次ぐ低水準だ。天候不順で、国内の食料生産が減ったことなどが主な要因という。
===============================
さて、上の記事を受けて、次に述べるような論調(青字部分)へ考え至った方も多いのでは。
日本は食料自給率が低い国です。先進国の中でも群を抜いています。
このままでは、万一のことがあって食料輸入が途絶えてしまうと
国民が餓えてしまいます。このままでは国としてあまり理想的ではありません。
私も小学校の時は上記のような論調で教育を受けてきた記憶がある。
でも、批判的精神を養いつつある私がいま思うに、これってホントなのか?
国の農業保護の思惑が教育の場において具現化したってことじゃないのか?
当時の政権政党の自民党が守りたいのは農業の田んぼではなく票田だったってことで。
こうして小さいときから洗脳しておけば、農業保護政策への抵抗は小さくなるからね。
そもそも、食料自給率が低いことは理想的なことではないと誰が決めたわけ?
「国家」という単位で物事を論ずるから論調が特別な意味合いを帯びてしまうんじゃないの?
「都道府県」という単位ででそんなこと言ってるところがあるのか?
東京都が食料自給率低いからビルマンション建設やめて畑にしようとかいうか?
鳥取県は米の自給率が低いから良くない。もっと米の作付けを増やそう。というか?
そんな施策を打ち出す知事や県庁を都道府県民は支持するのか?
もっと小さい単位、「家庭」で見たらどうだろう。
我が家は共働きで家庭菜園として4%しか食料を自給してない。これは危険だ。
母さんは即刻にでも仕事を辞めて農業に従事すべきだ。 という家庭。
自己の家庭の食料自給率が低いからといって、その家庭の小さい子供たちに対して
「お前らは将来農業に従事するべきだ」という洗脳教育をする家庭。
こんな家庭あんのか?そんな判断を下す家庭の未来は明るいのか?
普通に考えたら、家庭の食料自給率が低く、外部依存度が高ければ
その家庭は、食料購買力を維持できるように何らかの収入を得られるようにして
日々の生活を営んでいくことをメインに考えるであろうし、
子供も様々な職業などの選択肢の中から将来を考えていくのが自然だろ。
(もちろんその選択肢の中には農業も含んでいる。)
これが国家単位でみると何ゆえに食料自給率が低いことでこんなニュースになるのか。
で、場合によっては子供たちを洗脳するかのような教育教材として使われるのか。
疑問である。
我が家の食料自給率が低ければ外に稼ぎに出ろ。
農家に安く、安定して供給してくれるよう友好関係を良好に保て。
庭は狭いかもしれないけど、バイオ技術や生産機械の実験はできる。というならば、
それらの技術を高めて、広いけど技術の遅れているよそ様の生産を助けてやれ。
そうすれば、彼らも我らもwin-winだろ。
というわけで、我が家の食料自給率が低いなら、
父ちゃんは商社として外で金稼ぎ、母ちゃんは町内会で外交を頑張り
娘は庭でバイオの実験と、息子は土いぢりの技術開発に精を出す。
で、隣近所の生産効率の向上に貢献することによって、その家は安泰安泰。
単位を変えて考えると見えてくる。そんなもんとちがうのか?
食料問題についてはまだまだ言いたいことあるけどとりあえず以上。
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